おはようございます!







先日、とーさんが48歳の誕生日を迎えました。


いつも、わたしの行きたい場所に

付き合ってくれているとーさんに

誕生日記念に行きたい場所はないかと

聞いたところ、


「ひとつ、行きたいところがある。」


珍しく希望を言ってくれました。




「玉置神社に行きたい。」



と。





玉置神社、とーさんに言われるまで

全く知らなかったわたし。




調べてみたところ、

玉置神社とは、

奈良県十津川村の玉木山(標高1076メートル)

山頂近くに鎮座する古社。

紀元前37年の創建と伝えられ、

神仏習合の時代には「熊野三山の奥の院」として

栄えた場所。

平成16年、「紀伊山地の霊場と参詣道」の

一部として、

世界文化遺産に登録されている

神社なんだそう。




そしてこの玉置神社、なんと、

「神に呼ばれた人しかたどり着けない神社」

と呼ばれているらしいのです。




なんなん?!その超・ハードル高そうな感じ?!笑




どうやら、

かなりの山奥の、非常にアクセスしにくい場所に

あることから、

「参拝しようとすると天候が悪化する」

「急な用事で行けなくなる」

と言ったことが起きやすく、

タイミング合わないと参拝できない場所として

有名なんだって!




おぉぉぉぉーーーー。


なんか、これは行けるものなら行ってみたい!!




1ヶ月以上前に行く日を決め、

とーさんと有給を合わせ、

平日に休みをとっていましたが、

こんなにハードル高そうな神社、

果たしていけるんだろうか?!



って、思っていました。

なんせ、予定していた日は

梅雨ど真ん中。笑



1週間前に天気予報を見たら、

前日も当日も翌日も、

がっっっつり雨予報。


なんなら、大雨予報。



なんせ、我が家のとーさん、

筋金入りの雨男なんです。



引っ越しも、結婚式も、新婚旅行も、

節目節目の行事や旅行など、

大体雨。笑



わたしは一応晴れ女のはずなのですが、

とーさんと結婚して以来、

すっかり雨男に押されてしまって、

わたしの晴れパワーなんて、どこへやら?笑



なので今回も、

どうやろ?辿り着けるかな??




と、心配していましたが、

予定日前日になって、その日だけ

急に晴れ予報に変わったのです。




これは・・・・


もしや・・・・


神に呼ばれてる?!?!(*゚▽゚*)




って思って、朝3時起きで

4時には家を出る気合の入れよう!!




ま、さ。

途中までは順調でしたよ。


朝早く出たおかげで車も少ないし、

晴れてるし、快適なドライブ。



でも、

玉置神社まであと2時間くらいのところから、

それはそれはもう、想像以上の山道!!



車一台がようやく走れるくらいの

薄暗い細い山道がずーっと続き、

「一体いつ作られたの?」

って思いたくなるくらい、暗く、細く、狭く、

天井や壁から水が染み出してくるような

薄暗いトンネルをいくつもいくつも通るので、

もう、怖さの方が勝っちゃって・・・Σ( ̄ロ ̄|||) 




そして、前日まで大雨だったので、

山肌から滝のように

水が流れ出ている場所もたくさんあり、

土砂崩れので通行止めの場所や、

倒木をチェーンソーでカットして、

ようやく通行できるようにしたばかりの

場所もあり、

わたしは助手席に座っているだけでしたが、

ずーーーっと、身体中に力が入って、

ずーーーーっと緊張していて、

もう、なんもしてないのに疲れる。(T_T)




怖くて、怖くて、

本当に辿り着けるのか、

できることなら引き返したいとさえ

思ってしまうほど、

ほんっとーーーーーに、困難な山道が

延々と続くので、

マジで心折れそうになりました。


何度も言いますが、

わたしはただただ

運転もせず、乗っているだけなのに。笑



この道中を写真や動画に

残そうかとも思いましたが、

あまりに怖すぎて、

スマホを出すことすらできないくらい、

ほんと、それくらいビビってました。(^◇^;)

ブロガー失格。笑




でも、神社まであと30分ほどになり

細い山道ながらも、

木々の間から美しい青空がちらちらと見え、

朝の太陽の光が透けて見えたりしてきました。


やっとスマホを取り出して撮った一枚。
↓↓↓
IMG_8483




少し開けた場所から

美しい川や山々が見えたりしてくると、

なんだか、まさしく、

「神に呼ばれる。」

というワードがしっくりくるような、

そんな気持ちになっていきました。


IMG_8486




これは、もしかしたら、

今日辿り着けるんじゃないだろうかって、

次第に思えてきて、

やっとこさ、怖さよりもワクワクした気持ちが

むくむくと湧いてきていました。


IMG_8484




そしてそして、

お家を出てから4時間半。




無事につきましたーーーー!!!



駐車場からの景色。
↓↓↓
IMG_8487




駐車場には、

他にも車が2台ほど停まっていましたが、

人には会わず。


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人っ子一人いない、

鳥居と、その奥に続く参道。

IMG_8492 




聞こえるのは鳥の囀りと、

風の音、

そして、微かに聞こえる水の流れる音だけ。

IMG_8493  



境内にたどり着くのは

まだまだ先なのに、

すでに体全体に感じる、

言葉で表現し難い、

神聖なパワー。


IMG_8495



道中に感じた

あの恐怖なんか、

もうすっかり忘れていました。


IMG_8499



あまりに美しすぎる世界と、

少し緊張感を覚えるほど、

澄み切って厳かな空気。


喋ることすら憚られるような、

そんな空間。


IMG_8509 



ただただこの空間に、

とーさんとわたししか

人間がいないっていうのも、

非・現実感を増してくれて、

生まれて46年、

一度だって体験したことのない、

心が震えるようなそんな時間。




長い長い参道をずっと歩いていくと、

ようやく手水社が見えてきました。

IMG_8513




水を吐き出す、龍の水口が

また素敵。

IMG_8514




しっかりとお清めをし、

境内へ続く鳥居をくぐり、


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階段を登っていきます。

ここまで、全く人と会っていません。


IMG_8519




階段を登った先には、

茅の輪と鳥居とまだ階段。

IMG_8522 


茅の輪の潜り方の作法が記してあったので、

しっかりと読み込み、

間違えないように慎重に茅の輪をくぐりました。




ちなみに、この茅の輪は

いつでも設置されているわけではなく、

毎年6月30日に行われる「夏越大祓」にて、

無病息災を祈願する茅の輪潜りが行われ、

神事の後も、7月1日頃から約1ヶ月間

茅の輪が設置されるのが

恒例となっているようです。




なので、1年のうちたった1ヶ月しか設置されない

この茅の輪をくぐることが出来たのも、

めちゃくちゃ幸運!


IMG_8523 



階段を登った先にある本社を参拝し、

IMG_8540



各社にも参拝し、

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奥にある、

杉の巨樹群の場所へ行ってみると・・・




想像を遥かに超える、

大きな大きな杉が!!




歩道から約2mの高さで

大きく2叉に分岐している夫婦杉。


あまりの迫力にびっくり。

IMG_8527



夫婦杉の奥には、

神代杉がありました。


こちらも写真ではその魅力と迫力の

1割も伝わらないのがもどかしいくらいの

大迫力の巨大杉。


IMG_8537


ちなみに、夫婦杉も神代杉も、

幹周約8.3m、樹高約20m、

樹齢はなんと、3000年!!



IMG_8538



あまりに果てしない月日過ぎて、

想像することも難しいけど、

3000年前って言ったら、縄文時代?!


縄文時代から、令和の今まで、

ここで生き続けているこの杉たちを、

一体どれくらいの人が見上げてきたんだろうと、

なんだか、感慨深くなりました。



そしてさらにさらに、

山奥に入ったところにある、

玉石社を目指すことに。



かなりの山道!

ずっとずっとこんな感じの

木と土で作られた急な階段が

続きます。

IMG_8541



結構しんどいんだけど、

でもその度にふと周りを見渡すと、

木々に囲まれその先に見える青空。


なんとも癒される。

IMG_8542




登って登って、


IMG_8545 




木漏れ日の中を

とにかく登り続ける!

IMG_8548





すると、大きな大きな木の下に、

玉石社が見えてきました。

IMG_8549




玉石社のご祭神は

大己貴命(おおなむちのみこと)。

地中からわずかに一部だけ

露出している黒い丸石を

御神体としていて、地中に隠れている部分は

計り知れない程の大きさであるとも

言われているそう。

社殿や祠はなく、

丸石は白い玉石群に囲まれています。

神武天皇が東征の折、

丸井氏の上に神宝を置いて、

勝利を祈ったとされていて、

弘法大使が自分の宝珠を

玉石群の下に埋め祀ったとも伝えられ、

「玉」を鎮め「置」いたことが、

玉置の称の由来とも言われています。


IMG_8551



さて、この玉石社を参拝した後、

玉置山山頂まで登るか、駐車場へ向かうか、

どうしようかと悩んでいたのですが、

悩んでいたのはどうやらわたしだけ。笑



とーさんは、登る気満々!!



「もう、2度と来られないかもしれないから、せっかくやし、山頂まで行こう!!」



と、即答!!


常に冷静沈着、テンション一定で

冒険したりしない、あの、とーさんが!!!笑



もう、これはついて行くしかない。

とーさんの誕生日リクエストの日帰り旅行やし、

お望み通り、山頂まで

お供しようじゃないかってことになり、

必死のパッチで登りました。(^◇^;)


前日までの大雨で、

かなり滑りやすい急斜面。


「これ、道なの?これを階段って呼んでも良いの?!」


ってくらいの、山道を

ただただ黙々と登りまして、

やっとこさ、

山頂までやってきましたーーーー!!


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うわーーーーー!!!(*゚▽゚*)

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綺麗すぎて言葉にならない!!

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あんなに、

山頂を目指すのを渋っていたババァが、

山のてっぺんで、はしゃぐ、はしゃぐ!!笑

IMG_8575
(撮影 とーさん)



結構しんどかったけど、

ほんっと登ってよかった。


そして、下りは別ルート。

こちらも

「これ道なの?」

ってツッコみたくなるくらいの

山道をひたすら歩く。



しかし、ほんっとびっくりするくらい、

人に会わない。笑


IMG_8582




とーさん曰く、

世界遺産に登録されてからは、

こんな僻地にあるにも関わらず、

結構たくさんの人が訪れ、

週末などは駐車場がいっぱいになることも

あるらしいのですが、

この日は、ほんっと、人がいなかった。




ずっとずっと雨続きだった

梅雨のど真ん中。

奇跡的にたった1日の晴れ間。

土砂崩れや倒木もありつつも、

無事に辿り着いた

玉置神社。



そして、驚くほど人間に会わない

あの空間。

(出会ったのは、御朱印をいただいた時の神社の方と、山から降りるときに一人女性とすれ違っただけ。)



冗談ではなくて、

本当に

「神に呼ばれた」としか思えない。


IMG_8593



今、思い返してみても、

実際の出来事だったのか、

夢の中の出来事だったのか、

ちょっとわからなくなってしまうほどの、

非・現実的な体験でした。








約7年前の夏、血液のがんになった時、

まさかまさか、治療に耐え、

運よく寛解し、そして、完治し、

こんな経験をすることができるだなんて、

思いもしなかった。





生きてて良かったな。





あと、何年生きるかなんて

誰にもわからないけど、

この体験は

一生忘れないと思う。




とーさん、連れてきてくれて、

本当にありがとう!!




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